Grüezi!スイスのドイツ語圏から発信中!

21年春に移住。在住歴はまだ浅いですが、好奇心旺盛な私の紹介するスイスワールドをお楽しみください!

【Düsseldorf】日本食の食い倒れ日記

先週の木曜日~日曜日に3泊4日で旦那とデュッセルドルフに行って、日本食の食い倒れの旅をしてきました。

噂では聞いていましたが、デュッセルドルフは本当に「日本人の街」でした。
日本食レストランや日本食材店が沢山あるだけではなく、日本人が経営している歯医者や子供向けの塾、日本人向けの語学学校、日本人向けの旅行会社などもありました。
実際にデュッセルドルフを見て、日本人が多く住んでいることから生まれているビジネスも沢山あることが分かりました。

1. Düsseldorfの地図

これからデュッセルドルフに行く予定の人は、以下のおおまかな地図を頭にいれておくと行動計画が立てやすくなると思います。

インマーマン通り(Immermannstrasse)
この通り沿いや近くに日本人向けのお店が集中しています。

ハンザアレー(Hansaalee)
ライン川を越えた反対側にあります。ここにもいくつか日本人向けのお店があります。

旧市街とカールシュタット(AltstadtとCarlstadt)
地ビールが飲めるレストランやバー、百貨店、洋服屋さんなどの様々なお店があります。
このエリアにMujiUNIQLOもあります。

デュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hb)
駅構内のお店は日曜日も開いているところが多いので便利です。

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2. 3泊4日日本食尽くし

片道8時間もの長い時間をかけて電車でチューリッヒからデュッセルドルフに行くことから、行きたいお店を逃さないために、事前にレストランを下調べをして予約して行きました。
多くのお店がオンラインで予約できるようになっているので、スイスからも問題なく予約できました。

まずは3泊4日で食べた尽くした日本食を写真と共に紹介していきます。
今回私が行ったお店のほとんどは、日本人向けの店舗が集まっているインマーマン通り(Immermannstraße)の近くにあります。

前置きとして題名に「食い倒れ」と言う語を使っていることから推測できるように、今回の旅では値段はあまり気にしないで食べたいものばかりを食べました。

注文内容や値段を見ると驚く人もいるかもしれませんが、頼み方によっては値段を大きく抑えることもできますので安心してください。

2.1. 1日目

木曜日の夕方に出発したので、1日目はただの電車移動で終わりました。

2.2. 2日目

2.2.1. 2日目昼食 Nagaya(和欧料理)

インマーマン通りの近くにあるNagayaで和洋料理の6品コースをいただきました。
日本食というよりは、日本料理とヨーロッパ料理がフュージョンした料理です。

厳選された食材が一つ一つ丁寧に調理、味付けされていました。
また味噌、醤油、柚子、紫蘇、山椒の若葉などの日本の調味料が、ヨーロッパの食材とうまく組み合わさっていて絶妙な味わいでした。

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1枚目の写真はアルゼンチン産の海老を柚子味噌ソースで食べました。山椒の若葉が良いアクセントになっていました。
2枚目の写真は表面を炙ったブリを柚子のソースと紫蘇と胡麻のふりかけと共にいただきました。

ランチは6品のコースメニューのみで1人98€です。
私たちはその他に日本酒やワインを頼んだので2人で合計270€でした。

カウンターキッチンに日本人がいるだけで、その他のキッチンや接客では全て現地の人が働いていました。
このことからも分かるように、日本人向けというよりは現地人向けの「日本食レストラン」です。
しかし私は日本の食材や調理法がうまくヨーロッパ料理に組み込まれている食事に興味があるので、とても素敵な体験ができました。

食事のメニューはこちらから見られます。

yoshibynagaya.wixsite.com

2.2.2. 2日目夕食 やばせ(お寿司)

お寿司が美味しいことで有名なインマーマン通りの近くにあるお店です。
デュッセルドルフに住む日本人からお寿司が美味しいお店として勧められましたが、日本人のお客さんは1割程度で、ローカルのお客さんが多かったです。

居酒屋系のメニューも一部ありますが、新鮮なお魚で有名なお店という印象を受けました。
デュッセルドルフ在住の日本人にとっては「お寿司を食べたくなったら来るお店」という位置づけなのではないかと思いました。

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1枚目の写真はお刺身盛り合わせ2人前です。
お刺身の鮮度はとても良く、多くの種類のお刺身が食べられて幸せでした。特に脂がのっているマグロが美味しかったです。

2枚目の写真はうなぎロールです。
うなぎとアボガドと一緒に巻いてあるきゅうりの食感が良いアクセントになっていました。

  • お刺身盛り合わせ 28€〜(1人前)
  • うなぎロール(うなぎ、アボガド、きゅうり)18€
  • カキフライ 9€

その他お酒を飲んで合計120€を払いました。

お店のメニューはこちらから見られます。

www.yabase-ddf.com

2.2.3. 2日目夕食2軒目 なごみ(居酒屋)

お寿司を夕飯に食べた後はお会計を済ませて2軒目に行くことになりました。

デュッセルドルフの居酒屋は早いお店だと21時頃に閉店します。
1軒目のやばせの隣にある焼左衛門は23時まで営業していますが、残念ながら席が空いていませんでした。
このことから、やばせから徒歩5分のところにある居酒屋のなごみに行きました。

金曜日の21時半に着いたら店内は満席で日本人のお客さんは70%くらいでした。
席が空くまで10分ほど待ちましたが、食事のラストオーダーは22時半だったので、おつまみを頼んで食べる時間は十分ありました。

久しぶりの日本食三昧でお酒が進んでしまったこともあり、まだ1日目だというのに早速食事の写真を撮り忘れてしまいました。

唯一、店頭に貼ってあった4月のオススメメニューの写真がありましたので、代わりにこれを載せます。
メニューは通常メニューと月ごとのオススメメニューの2種類があります。

通常メニューには居酒屋の定番料理が載っています。
月ごとのオススメメニューは、御覧の通り山芋の天ぷらや黒胡麻豆腐の揚げ出しなどの少し珍しいメニューがありました。このようなメニューがあることから、日本人に人気があるのではないかと思いました。
因みに私はここで柚子酒のソーダ割りが飲めたので満足でした☺️

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注文した砂肝のから揚げは、上に添えてあるもみじおろしポン酢の辛さが良い感じに効いていて、砂肝にマッチしていました。

  • 砂肝の唐揚げ 7.5€
  • 若鶏の照り焼き 8€

その他飲み物を頼んで合計で40€払いました。

メニューはこちらから見られます。

nagomi.de

2.3. 3日目

2.3.1. 3日目美容室 am Besten

食い倒れの話から少し逸れますが、デュッセルドルフにある日本人の美容室で髪の毛を切ってもらいました。
予約はお店のLineアカウント経由でしましたが、メールでも予約が可能みたいです。

現在スタッフは3人いるので、友達と一緒に行って同時施術を受けることも可能です
ヘッドスパは別の部屋にあるベッドに横たわって受けました。
不思議な感じがしましたが、日ごろの疲れが取れました。

  • カット(レディース):50ユーロ
  • ヘッドスパ20min(他メニューと併用時の値段): 25ユーロ

支払いは現金のみなので注意が必要です。

デュッセルドルフに食い倒れの旅をする時には、ついでに日本人の美容室で髪の毛も切ってもらうのも良いのではないでしょうか。

https://www.instagram.com/ambesten_deutschland/

2.3.2. 3日目昼食 ごん太(とんかつ)

2日目のお昼はインマーマン通りにあるとんかつ屋さんに行きました。

予約ができないので、直接お店に行って列に並んでから席に案内してもらいます。
土曜日の12時半頃にお店に到着したら、既に長い行列がありました。

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1時間並んで13時半にやっと入店できました。
また入店してから30分後に食事が出てきたので、並んでから食事ができるまで約1時間半かかりました。
しかし中には列に並んでいてもラストオーダーの14時までにテーブルが空かなかったことから、入店できないお客さんもいました。
(お店の前に注意書きがありました。)

私たちはとんかつと一緒にスパイシー唐揚げも気になって頼んでしまいました。
衣がカラッと揚がっていて、お肉はとても柔らかくて、久しぶりに美味しいとんかつを食べました。
スパイシー唐揚げは辛いのが好きな私にとっては結構良い感じの辛さでしたが、ヨーロッパ人が問題なく食べられる辛さなのか少し心配になりました。
どちらも白米との組み合わせが最高で、白米ばかり食べてしまったことから、最後にはカツが残ってしまいました(笑)

  • ヒレカツ 18.50€
  • ロースカツ(230g) 19.50€
    (ご飯とお味噌汁は別料金)
  • スパイシー唐揚げ 2個 4.6€

飲み物も合わせて2人で合計67€でした。

平日ランチメニュー
平日ディナーメニュー
土日メニュー

tonkatsu-gonta.de

2.3.3. 3日目ティータイム Matcha Café Wakaba (カフェ)

美味しい抹茶ラテが飲めるお店があると聞き、抹茶カフェを飲みにハンザアレーにあるWakabaに行きました。Wakabaは今まで紹介したお店があるインマーマン通りからは少し離れているのでトラムに乗って移動しました。

店内には日本のお菓子や調味料、お米などが売ってあり、冷蔵庫には冷凍の北海水産のお魚や牛タンなどを含む薄切り肉も売っていました。
お店にはカフェ利用ではなく、単に食材を買いに来る日本人のお客さんも沢山いました。

お店の近くで日本人が自転車や車に乗って移動している光景をよく見かけたので、多くの日本人がこの地域に住んでいるのではないかと思いました。
この地域に住んでいると、インマーマン通りにある日本食材店まで少し距離があることから、近場で急いで食材を買いたい時に行けるような「近所のコンビニ」のような役割も果たしているのではないかと思いました。

お店では抹茶ラテと抹茶パフェを注文しました。
抹茶ラテは抹茶の味がとても濃厚だったので好みの味でした。ベローチェの濃厚な抹茶ラテにほんのり甘さが加わったような感じです。

抹茶パフェは抹茶アイスの他に抹茶ブラウニー、白玉、わらび餅、あんこなどが入っていて、和菓子のオンパレードでした。

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  • 抹茶ラテ 3.4€
  • 抹茶パフェ(大)7.80€

合計で14.6€でした。

ドリンクメニュー
フード・デザートメニュー

matchawakaba-online.de

2.3.4. 3日目夕食 阿吽(焼肉)

特選和牛や貴重部位が食べられる焼肉屋さんです。1つ前で紹介した カフェWakabaと同様にハンザアレー沿いにあります。

店内の雰囲気はシックで店員さんは活気がありました。
高級焼肉屋さんということもあり、お肉の質が良くて美味しかったです。f:id:haruka_ch_leben:20220410171746j:image

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上タンはお肉自体に味付けがされていないので、自分で塩と胡椒で味付けしながら焼くスタイルでした。
上タンに追加で頼んだネギの味付けは、残念ながら自分の口には合いませんでした。
ネギの味付けが強すぎて、せっかくの上タンとうまく調和できていないように感じました。
上タン塩は塩とレモンだけで食べるのが良いかなと思います。

  • 上タン 20€
  • 壺漬け上カルビ 24€
  • ミスジ 34€
  • 上ロース 22€

上タンはお代わりをして2皿分食べました。
飲み物を含めて合計で150€払いました。

21時にラストオーダーなので、遅めの時間に行く人は気をつけた方が良いです。

メニューはこちらから見られます。

2.3.5. 3日目夕食2軒目 Im Füchschen (ビアハウス)

お店を出てからトラムでライン川を超えてAltstadtに戻り、Im Füchschenというビアレストランで地ビールであるアルトビアを飲みました。

席につくと間もなく、沢山ビールを乗せたトレーを持って店員さんが来て、250mlの小さいグラスに入ったビールをテーブルに置いてくれます。
アルトビア以外を飲みたい場合はその場で口頭で伝えると、後で別の飲み物を持ってきてくれます。

ビールを持ってくると、店員さんはコースターに本数を書き込んでいきます。
グラスが空になっているのを店員さんが見つけると、何も言わなくても新しいビールを持ってきてくれます。
休憩したい時やこれ以上いらない場合は、グラスの上にコースターを乗せて、持ってこないようにサインをする必要があります。

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デュッセルドルフに来て日本食レストランばかり行っていましたが、最後にこのお店でビールを飲むことができたので一応『ドイツらしい』体験もできました。

2人で4杯ほど飲んで12ユーロくらいでした。

2.4. 4日目

2.4.1. 4日目昼食 武蔵(ラーメン)

お店によっては日曜日は閉店していたりディナーのみの営業のこともあることから、食い倒れ旅行の際は日曜日の計画も気を抜いてはいけません。

日曜日のお昼は日本人の美容師さんにお勧めされたラーメン屋さんに行ってきました。12時開店ですが、開店時には15人ほどがお店の外で並んで待っていました。

開店後に人がどっと押し寄せてくることはなく、12時半頃にお店を出た際にもお店の外で待っている人はいませんでした。

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  • こってり醤油ラーメン 14€
  • パクチー坦々麺 14€
  • 餃子(5個) 5€

ラーメン2種類と餃子、ビールを頼んで合計で大体46€でした。

メニューはこちらから見られます。
デュッセルドルフには他にもたくさんのラーメン屋さんがあるので、今度は別のラーメン屋さんも覗いてみようと思います。

takezo.de

2.4.2. 4日目夕食 Renya(寿司テイクアウト)

帰りの電車が15時発なので、最終日の夜ご飯はテイクアウトして車内で食べることにしました。
テイクアウト後にすぐに食べないことから、作ってから時間が経っても美味しく食べられるお寿司をテイクアウトすることにしました。良いアイディアだと自賛しています。

日曜日のランチの時間帯にお寿司がテイクアウトできるところは限られているなかで、日本食レストランRenyaで14時頃にお寿司をテイクアウトできることが判明しました。

事前にお店の方とメールのやり取りをして注文内容を決めましたが、メールの返答が速く丁寧で、とても対応がよかったです。

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1人35€のおまかせの中身は以下の通りです。
炙り鯖の棒寿司4貫、マグロ握り2貫、鉄火巻き1本、鮭握り、たこ握り、ほたて握り、えび握り、炙り鮭握り、〆さば握り(握りは各1貫)

ネタが新鮮で、どれも美味しかったのですが、特に左上にある炙り鯖の棒寿司がとても美味しかったです。

お店のメニューはこちらから見られます。

renya2015.com

以上でDüsseldorfでの食い倒れ旅行は無事終了しました。
思う存分日本食が食べられたので、とても良い旅行になりました。

旦那とまた行きたいねと話しています。

3.その他Düsseldorf情報

食い倒れ日記の記事ですが、その他皆様に役立ちそうな情報を紹介していきます。

3.1. 日本人向けのお店

3.1.1. 高木書店(本屋)

インマーマン通りにある日本の本が売っている本屋さんです。
本の雑誌や漫画、文庫本、旅行ガイド、勉強本などを売っています。
子供向けの勉強本や学習ドリルなども沢山ありました。
またドイツ語の本もあったので、ドイツ語を日本語で勉強したい人はここで本が買えます。
その他にもドイツ人の働き方について書いてある本も見つけました。ドイツ駐在者の人に対してちゃんと本を揃えてあることが分かりました。

www.takagi-books.de

3.1.2. 松竹(スーパー) 

インマーマン通りにある日本食材が買えるお店です。
ある程度想像がつくとは思いますが、なんでもあります。

過去に南ドイツの田舎にあるアジアンショップに行ったときは、日本食材の値段がスイスで売っているのとあまり変わらなかったので落胆しました。
しかしデュッセルドルフで売っている日本食材は、恐らく仕入れ量が大幅に違うことから、スイスで手に入る値段に比べて断然に安いです。

豊富な日本のお菓子や調味料、飲料に加えて、おにぎりやお弁当も売っています。
水菜やレンコン、ニラ、ミョウガなどのスイスのスーパーでは手に入りにくい野菜も、売っています。
冷凍肉コーナーには、骨なし鶏もも肉を始めとして豚肉や牛肉の薄切りや、牛タンも売っています。
店内には鮮魚コーナーがあり、ショーケースの中から好きなお魚を選んで買うこともできます。

ドイツ国内に住んでいる場合は50€以上の注文で4.99€の配送料が無料になる配送サービスがありますが、冷凍食品が含まれている場合は12.9€の配送料がかかるそうです。

スイスにも配送可能ですが、無料配送サービスの対象外で冷凍食品は注文できません。
お店で買った冷凍食品を保冷パックを入れてスイスに持ち帰るという方法もありますが、お肉やお酒などは一定量以上の持ち込みには関税がかかるので注意が必要です。

  • お肉とお魚は1人あたり1kgまでが免税です。
    1kg以上10kg未満の場合は1kgあたり17フランかかります。
  • 18%以下のアルコールは1人あたり(17歳以上)5Lまでが免税です。
    5L以上は1Lあたり2フランかかります。
  • 18%以上のアルコールは1人あたり(17歳以上)1Lまでが免税です。
    1L以上は1Lあたり15フランかかります。

内容は今後変わる可能性がありますので、スイスの税関国境警備局のホームページを確認するようにしてください。

オンラインショップでお店の品ぞろえと価格が見られるので、旅行前に事前に買う量を確認して、持っていくスーツケースのサイズを決めると良いと思います。

日曜日は他のドイツのスーパーと同様に営業していないので注意してください。

www.shochiku-onlineshop.com

3.1.3. 大洋食品(スーパー) 

インマーマン通りにある日本食材が買えるお店で、松竹の近くにあります。松竹に比べて中国や韓国、タイ料理の食材も多く売っています。

品ぞろえは松竹と同じくらいですが、片方のお店にあってもう片方のお店にないものがあるので、松竹で欲しいものが見つからない場合は大洋食品を覗くと見つけられるものもあります。

日曜日は他のドイツのスーパーと同様に営業していないので注意してください。

www.dae-yang.de

3.2. 市内にある大きな本屋

日本人向けのお店という訳ではありませんが、特にドイツ語の勉強教材を買う予定があるなら、ドイツにいる時に買った方がいろいろと便利です。

  1. スイスで購入するよりも値段が安い
  2. 本の種類が豊富なので、実際に中身を見ながら選べる

特に2.が重要です。
スイスの大きい本屋さんに行っても本の種類が少ないことから、実際に手に取ってみることができませんでした。
ネットに書いてある口コミを参考にして本を注文しましたが、実際に届いて中身を見るまでドキドキで不便でした。

このことから、ドイツ語の問題集を買う予定があるのであれば、ドイツにある大きな本屋さんを覗いてみることをお勧めします。

goo.gl

3.3. ホテルの選び方

Düsseldorfでホテルを探す際には、以下の点を考慮して決めると良いと思います。

  • インマーマン通りへのアクセス
  • ホテルの和朝食の有無
  • 日本のパン屋さんへのアクセス
  • 客室の冷蔵庫の有無
  • Altstadtへのアクセスf:id:haruka_ch_leben:20220412002138p:plain

3.3.1. インマーマン通りへのアクセス

たくさん日本食材を購入する予定であれば、インマーマン通りの近くにあるホテルに宿泊するのが便利だと思います。
このエリア近くの宿を取れば、たくさん買い物した後に重い荷物を持ち歩くかずに済みます。

日本関連のお店へのアクセスを考えるようであれば、インマーマン通りにあるホテル・ニッコー・デュッセルドルフme and all hotel düsseldorfが1番近いのではないかと思いました。

3.3.2. 和朝食の有無

日本からの多くの出張者がデュッセルドルフのホテルを利用することから、中には和朝食を提供しているホテルもあります。
以下にネットで調べて出てきた和朝食が食べられるホテルをいくつか載せておきます。

口コミを読んだ限りですが、日本のホテルで出てくるような和朝食を想像すると、少しがっかりすることがあるかもしれません。

コロナの影響で和朝食の提供を中止していたり規模を縮小している場合もあるので確認が必要です。

3.3.3. 日本のパン屋さんの近く

インマーマン通りに日本のパンが買えるベーカリータカがあります。

このパン屋さんの近くにあるホテルに泊まって、朝食に日本の焼き立てパンを買いに行くという方法もあります。

bakerytaka.de

3.3.4. 客室の冷蔵庫の有無

日本食材店で売っているお刺身などのナマモノを持って帰りたいようであれば、部屋に冷蔵庫がついているホテルに宿泊すると便利です。

部屋に冷蔵庫がついてないようであれば、ホテルの冷蔵庫で預かってくれるか相談してみるのも方法の一つです。

3.3.5. Altstadtへのアクセス

ビアレストランなど地ビールが飲めるお店はAltstadtに集中しています。
ビアレストランへのアクセスも考慮するようであれば、インマーマン通りとAltstadtの真ん中あたりにあるホテルに泊まると便利です。

3.4. デュッセルドルフ市内を散歩

食い倒れの旅には適度な運動も欠かせません。

食後はライン川沿いを歩いてみたり、AltstadtやCarlstadtの周辺を散歩してみるのがお勧めです。
近くに大きな公園もあります。

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3.5. ドイツのキリンビール

私たちが行った日本食のレストランでは全て、キリンの生ビールジョッキが飲めました。このことからキリンヨーロッパのオペレーションが気になったので調べたところ、日独産業協会のホームページでキリンヨーロッパ社長のインタビューを見つけました。

日本のビールをヨーロッパで製造する難しさや、拡販方法、今後の目標などについて詳しく書いてあります。以下に興味深かった内容をいくつか紹介します。

  • キリングループ全体のビールビジネスのうち、欧州の割合は1%にも満たないレベルで、そのうちのドイツの割合は10〜15%。

  • 2010年より、世界最古の醸造所「ヴァイエンシュテファン醸造所(Bayerische Staatsbrauerei Weihenstephan)」で、欧州市場向けのキリンビールを共同醸造
  • 日本ではドイツで製造している一番搾りの販売はない。
  • コロナで多くの日本食レストランの営業が制限されたことから、2020年5月は樽のビールの出荷数がゼロで、とても大変な時期があった。
  • ヨーロッパで重要な拠点は英国とフランスで、現在はドイツに力を入れている。

  • ドイツは各州によって文化が異なることから、より地域に根差した営業活動が必要。

  • ドイツは他国に比べて1人あたりのビール消費量が多いことから、大きな可能性を秘めている。

  • ドイツでの拡販に成功すれば、日本市場において「ドイツ人に認められたビール」という品質の高さの証明にもなる。

キリンビールも、ヨーロッパの日本食ブームにうまく乗っかって地名度が上がって欲しいと思いました。

3.6. スイスからの電車移動

行きはBaselで乗り換えただけなので、乗り換えは1回のみでした。

元々はBasel SBBからICEに乗るはずでしたが、ドイツからくる電車が遅れていたことから、電車はBasel SBBで折り返すのではなく1つ手前の駅のBasel Bad Bfで折り返すことになりました。

このことからBasel SBBからBasel Bad BfまでS Bahnで1駅移動して、Basel Bad BfからICEに乗りました。
またBaselーDüsseldorf間の電車は最終的に30分ほど遅延したので、到着したのは深夜の0時頃でした。

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帰りはFrankfurtとStuttgartで合計2回乗り換える便にしました。
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帰りがとても大変で、Frankfurt FlughafenーStuttgart Hbf間の列車が遅延したことにより、StuttgartからZürich HBへの乗り換え列車を逃しました。
DBのReise Zentrumに行って事情を説明したところ、遅延証明書を発行して新しい座席を予約してくれました。

代わりの列車はStuttgart HbfからZürichHBまでで直通ではないので、ドイツ国内の最終駅であるSingenで乗り換えなけれなりませんでした。

ある程度覚悟はしていましたが、StuttgartからSingenへの列車も遅れました。
私たちがSingenで乗り換えてスイスへ向かう電車は「接続列車」だったこともあり、出発時刻を過ぎても電車のドアを全て開けた状態で待っていてくれました。

Stuttgartからスイスに電車で行く人が他にも沢山いたので、多くの人がSingenに到着したら走って次の列車に乗り換えていました。
私たちは電車の到着10分前には荷物を持ってドアの前に立っていたので、到着後にすぐに乗り換えることができました。
しかし乗り換えた列車はすぐに発車したので、ゆっくりしていたら乗り遅れることもあるのではないかと思いました。

DBのホームページによると、電車の遅延により到着時間が1時間以上遅れた場合は25%分の補償が受け取れるらしいので、申請してみようと思います。

3.7. ドイツの電車に乗るときの注意点

今回の旅行で再確認したことは、特にドイツ国内の電車は遅延する確率が高いことです。このことからドイツ国内を列車で長距離で移動する場合は以下のことに気を付けると良いでしょう。

  1. 目的地までの列車を選ぶ際は、乗車時間だけでなく乗り換え回数も考慮する
  2. 最終列車を乗るような遅い時間帯の電車を選択しないこと
  3.  車内でパソコンを使う場合にはコンセントの形を確認する

乗り換え回数が多ければ多いほど、電車の遅延により乗り換えの電車を逃す可能性が上がります。
このことから乗車時間が少し長くても、できるだけ乗り換え回数が少ない接続を選んだ方が無難です。

私は今まで最終列車を避けてきたので分かりませんが、電車の遅延により最終列車を逃した場合、とても面倒なことになると思います。
このことから、電車を逃してもまだ次の電車があるような時間帯に乗車することをおすすめします。

コンセントの形ですが、ドイツは写真の通り穴が2つの形です。

持っているパソコンのコンセントが以下の左側の写真のように3つ穴がある場合は、アダプタが必要になるので注意が必要です。
車内でパソコンを使う予定の場合は、一度コンセントの形を確認しておくといいと思います。

Quellbild anzeigen

3.8. 食い倒れの旅を振り返って

交通費や宿泊費を含めて計算すると多くの費用がかかることから、結局はスイス国内の日本食レストランに行くのと値段は変わらなくなってしまう、寧ろそれよりも多い出費だったのではないかと思います。

しかし、毎食多くの日本食レストランの選択肢から行き先を選べる贅沢を味わったり、日本食材店の豊富な品揃えに目を輝かせたり、日本人の美容室に行って髪の毛を切ったりもすることができるので、日本まで帰らなくてもある程度は楽しむことができる場所です。

日本に長い間帰ることができない在ヨーロッパの日本人の皆さん、是非気分転換に週末にDüsseldorfで素敵な時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

ヨーロッパ旅行に関する記事のみを見たい場合はこちらからアクセスしてみてください。

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